どこまで行っても無責任な「お手伝い」の押し付け。責任なき「しゃしゃり」行為が、現場のすべてをかき乱す

社会貢献の現場には、どこからともなく現れ、運営をかき乱す存在がいる。
俺は彼女らを、蔑みと自戒を込めて「しゃしゃり」と呼ぶ。
しゃしゃりは、匿名という透明マントを被り、自分は一切のリスクを負わない安全圏に居ながら、本当の協力者の人生を削って築き上げた戦略に土足で踏み込んでくる。
「本当に協力したい、助けたいだけ」
という甘い言葉の裏で、彼女らがやっているのは、人から金を募る組織に不可欠な「規律」と「責任」の破壊だ。
この記事では、実体なき「影」がどのように運営の中枢へ入り込み、活動者の判断を狂わせ、そして俺に「絶縁」を決意させたのか。
そのあまりに無責任で、あまりに不気味な「善意の闇」について記録する。
しゃしゃりの出現
それは「些細な誤字指摘」から始まった
数百万円超という数字と、圧倒的なWebサイトの運用実績。
その「光」が強くなればなるほど、どこからともなく、自分を「善意の協力者」だと思い込んでいるしゃしゃりが集まってくる。
成果が上がるにつれ、運営の内部に一人のしゃしゃりが入り込んできた。
最初は、活動者を通して数回の「誤字指摘」という些細な接触だった。
そこから徐々にデザインへの口出しが始まりだった。
「この画像は合っていない」
「こんな風にした方がいい」
といった、根拠のない個人的な感想を活動者経由でぶつけてくるようになった。
極め付けは、
サイトのロゴに使ってほしい
と送りつけられた、自作のどうしようもなく素人臭いロゴだった。
当時の俺は、このしゃしゃりを「ただのリスナー」だとは夢にも思っていなかった。
活動者のSNSで上げている動画には、第三者が撮影したと思われるカットも含まれていたため、てっきり現場に同行して汗を流している「実体のある協力者」だと思い込んでいた。
だからこそ、俺はプロとして現場の意見を尊重しようと、その違和感に蓋をしていたんだ。

インタビュアー
先ほどから、その人物のことを『しゃしゃり』という強い言葉で呼んでいらっしゃいますが、ゆいさんにとっての『しゃしゃり』の定義とは、一体どういうものなんですか?

一言で言えば、『自分は一切のリスクを負わない安全圏に居ながら、現場を支配しようとする無責任な人間』のことだ。
俺のように本名も会社名も、顔も素性もすべてさらして本気でやっている人間は、自分の発言一つ、仕事一つに全責任を負っている。
失敗すれば自分のキャリアに傷がつくし、逃げ場なんてない。
でも、そいつはどうだ?
本名も知らない、会ったこともない、電話すらしたことがない。
そんな『匿名』という透明マントを被ったまま、プロが人生を削って作ったものに土足で踏み込んで、ああしろこうしろと口を出す。
自分の言葉で現場がどれだけ混乱しようが、活動が破綻しようが、そいつには何のダメージもないんだよ。
責任を取る覚悟がないくせに、権利だけを主張して出しゃばってくる奴
それを俺は、蔑みと自戒を込めて『しゃしゃり』と呼んでいる。
小さいしゃしゃりが徐々に大きく
重要なところにどんどん入り込んでくる
当初、その人物からの誤字指摘やデザイン修正「ださいロゴ」の提案は、すべて活動者を経由して俺に届いていた。
しかし、ロゴの件を境に、活動者は俺とその人物を交えた「LINEグループ」を作成する。
根幹を揺るがす「しゃしゃり」に与えたLINE公式の権限
LINE公式アカウントは、Webフォームの操作に不慣れな活動者が、一人でも多くの支援者と取りこぼしなく繋がれるようにと、俺が戦略的に提案し、窓口を一本化したものだった。
それは、いわばこの活動の「命綱」だ。
そこに、あの「しゃしゃり」が口を挟んできた。
「リッチメニュー(画面下部のボタンメニュー)を作りましょう」
という提案だった。

インタビュアー
お問い合わせ窓口としてシンプルに運用していたLINEに、装飾的なリッチメニューを作る。ゆいさんとしては、どう感じられたのですか?

正直、商売でやっているわけじゃないんだから、そんな見栄えだけのものは必要ないと思っていた。窓口としての機能性が一番重要だからね。だが、そいつの目的はメニューを作ることじゃなかった。その提案を口実に、『設定するために、私の権限を【運用担当】にしてくれ』と要求してきたんだ

インタビュアー
え!?個人情報…。運営の中枢であるLINEの管理権限。それを、正体も知らない相手に渡すことになった…。ゆいさんは止めなかったのですか?

……一瞬、そんなに簡単に権限を与えていいのかと頭をよぎったよ。でも、活動者が全幅の信頼を寄せている『現場の協力者』だと思い込んでいたからな。それなら、まあ…と静観してしまったんだ。
活動者が自ら受け入れた以上、外部の俺がこれ以上口を出すのも、かえって活動の邪魔になるかもしれない。
そんなプロとしての『引き際』を読み違えた甘さが、後に取り返しのつかない事態を招くことに…。
どこまでしゃしゃってくるの?この人は?
LINE公式の権限を皮切りに、その「しゃしゃり」は運営のあらゆる急所に手を伸ばし始めた。
SNSに届くアンチへの対応や、実務的なサポート。
そいつは「すべて手伝う、自分に任せてくれ」と、まるで全権を掌握しようとするかのように名乗り出てきたのだ。

インタビュアー
LINEの権限だけでなく、運営のすべてをその人物に預けようとする動きがあったんですね。ゆいさんはそれをどう見ていたのですか?

…そいつは、会計管理やAmazonの欲しいものリストまで、すべて自分がやると言ってきたんだ。だが、そこだけは活動者も踏みとどまって断っていた。恐らく、そこまで渡してしまうことへの抵抗感があったんだろう。
どこまで行っても、しゃしゃるだけ。
責任なき善意が、現場のすべてをかき乱す
年末、活動の今後を左右する収支報告の徹底や、新たな協賛プロジェクトの戦略について、俺は活動者と電話で厳しい話をしていた。
その流れで、俺は運営グループで存在感を増していた「あの人物」について問い正した。
そこで返ってきた言葉に、俺は自分の耳を疑った。

インタビュアー
ずっと運営の隣にいた人物の正体を、その時初めて知ったわけですね。活動者は何と言ったのですか?

『本名も知らないし、どこに住んでいるのかも、何をしている人なのかも知らない』。返ってきたのは、そんな信じられない言葉だった。わかっているのはTikTokのリスナーだということだけ。一度も会ったこともなければ、電話一本したこともないと言うんだ

インタビュアー
絶句しますね。ゆいさんが自分の名前とキャリアを賭けて向き合っていた運営の椅子に、声すら聞いたことがない『匿名リスナー』が座っていた…。

そう、結局そいつはどこまで行っても『しゃしゃり』でしかなかったんだよ。俺のようにすべてを晒してリスクを背負う人間と違って、匿名という安全圏から口だけを出して、現場をかき乱す。何が起きてもアカウントを消せば逃げられる奴に、彼女は運営の鍵を渡していた。この時、俺は確信したよ。この人たちには、人から金を募る責任も、個人情報を扱う重みも、何一つ伝わっていなかったんだとね
LINE公式の権限を明け渡したこと。
その事実は、単なる作業の分担ではない。
支援者一人ひとりの「個人情報」という、活動の生命線を、どこの誰かもわからない人間に手渡したことを意味する。
「本当に協力したい、忙しい活動者さんを助けたいだけなんです」
しゃしゃりはそう言うかもしれない。
だが、これは「仲良しクラブ」のボランティアではない。
不特定多数からお金や物資を募っている以上、そこには厳格な責任と透明性が求められる。
それを、しゃしゃりも、そして代表である彼女も、全く理解していなかった。
しゃしゃりの影と、決別の足音
運営の根幹が、実体のない「しゃしゃり出る人」に侵食されていく。
その違和感は、新しい年の幕開けとともに、ついに修復不可能な「決裂」へと姿を変えることになる。

次が最後だ。新しい年、俺がこの活動にどんな未来を描き、何を成し遂げようとしていたのか。そして、なぜそのすべてを自ら手放し、離れる決断を下したのかをすべて話すよ

インタビュアー
その『決断』の裏にも、やはりあの人物の存在が……?

…。結局、最後の一線を越えさせたのも『しゃしゃり』だった。無責任な善意が、俺が心血を注いだ場所をどう変え、俺がどんな絶望の中でサイトを閉鎖したのか。そして今、なぜ素性を隠してまでこの『結び-LINK』を立ち上げなければならなかったのか。そのすべてを、次の記事で綴るよ。
プロとして100%の力を出し切り、目に見える「実績」を叩き出したゆいさん。
本来であれば、その成功を共に喜び、さらなる高みを目指すはずのパートナーシップは、どこで掛け違えてしまったのでしょうか。
無責任な「助けたい」という言葉の陰に隠れ、リスクを負わずに現場をかき回す「しゃしゃり」の存在。
そして、その耳ざわりのいい言葉に依存してしまった活動者。
次回、最終回。
ゆいさんが描いた理想の終焉と、その痛みを抱えてなお「結び-LINK」を立ち上げた真意に迫ります。
なぜ彼は、築き上げたすべてを壊さなければならなかったのか。
その答えは、ボランティアや社会貢献に関わるすべての人への、切実な警鐘となるはずです。

AIアナ
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