不幸な命が生まれてこない世の中を願って。
三重県で声を上げ、保護猫活動を続ける「ずっとのおうち」さん
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声を上げ、行動したことで、多頭飼育崩壊を未然に防ぐための緊急補助金制度へ。
今回、結び-LINKで紹介させていただくのは、三重県で個人として保護猫活動を続けている「ずっとのおうち」さんです。
ずっとのおうちさんは、猫の保護や譲渡、避妊去勢手術に取り組みながら、現場で見えてきた問題を行政へ届け続けてこられた活動者さんです。
目の前の命を助けるだけではなく、同じような命を増やさないために、地域へ声を届けること。
結び-LINKは、その声を上げて行動する姿勢に強く共感し、ずっとのおうちさんの活動を紹介させていただきたいと思いました。
小さな命を守るために、個人の活動者さんがどのように考え、行動し、地域と向き合ってきたのか。
ぜひ、ずっとのおうちさんの活動を知っていただけたら嬉しいです。
雪の中で亡くなっていた小さな子猫が、保護猫活動の原点
ずっとのおうちさんが保護猫活動を始めるきっかけになったのは、学生だった頃の冬の日に出会った一頭の子猫でした。
誰にも気づかれず、雪の中で命を終えていた小さな子猫
学生だった頃の冬の日、ずっとのおうちさんは近くの空き地で、雪の中で亡くなっている小さな子猫を見つけたそうです。
お母さん猫とはぐれてしまったのか、どうしてそこにいたのかは分からない…。
ただ、その子は冷たい雪の上で、誰にも気づかれることなく、ひとりで命を終えていた。
その子を前にして、何もしてあげることができなかった…。
「その時の悔しさや悲しさ、そして無力感は、今でも忘れることができない。」
そう、ずっとおうちさんは話してくれました。
あの子を助けたかった。
何もしてあげられなかった悔しさ
「あの子を助けたかった。何もしてあげられなくてごめん…。」
その悔しさが、ずっとのおうちさんの保護活動の原点になっているそうです。
保護活動を続ける中では、助けられる命もあれば、どうしても助けられない命もある。
それでも、あの日雪の中で亡くなっていた子猫のような命を少しでも減らしたいという想いが、今の活動につながっていると、ずっとおうちさんは言います。
一頭でも多くの猫たちが安心して暮らせるように。
人と動物が共に幸せに暮らせる地域になるように。
ずっとのおうちさんは、その想いを胸に、小さな命のためにできることを続けている活動者さんでした。
個人で活動しながら、仲間とともに続ける保護猫活動
ずっとのおうちさんは、団体ではなく、個人として保護猫活動を続けている活動者さんです。
協力してくれる仲間と続ける保護猫活動
すべてを一人で抱えているわけではなく、協力してくださる友人の方々が数名いて、それぞれができる時間に、できることをしてくれている形だと話してくれました。
猫の保護や譲渡、避妊去勢手術につなげるための動き、日々のお世話など、保護猫活動には外からは見えにくい時間や手間もあります。
ずっとのおうちさんは、そうした活動を仲間の方々に協力してもらいながら、できる時間に、できることを重ねる形で続けているとのことです。
保護猫活動を続ける中で見えてきた、猫だけではない問題
ずっとのおうちさんは、たくさんの猫たちと出会い、保護活動を続ける中で、猫たちの問題は猫だけの問題ではないと感じるようになったそうです。
多頭飼育崩壊につながってしまう背景
保護活動を続ける中で、ずっとのおうちさんが感じてきたのは、猫が増えてしまう背景には、さまざまな事情が重なっているということでした。
- 避妊去勢手術ができないまま、猫が増えてしまうこと。
- 経済的な理由で、必要な対応ができなくなってしまうこと。
- 高齢や病気によって、これまで通りにお世話を続けることが難しくなってしまうこと。
そうした事情が重なり、飼い主さんだけでは抱えきれなくなった先に、多頭飼育崩壊へとつながってしまうことがあるといいます。
猫たちの問題に見えていても、その背景には人の暮らしや地域の課題がある。
ずっとのおうちさんは、活動を続ける中で、そのことを強く感じてきたそうです。
猫たちを助けるためには飼い主さんへの支援も必要
ずっとのおうちさんは、猫たちを助けるためには、目の前の猫を保護するだけではなく、飼い主さんへの支援や行政との連携も必要だと感じてきたそうです。
- 問題が大きくなってからではなく、そうなる前に相談できること。
- 避妊去勢手術につながれること。
- 飼い主さんだけで抱え込まず、必要な支援につなげられること。
そうした形があれば、防げる多頭飼育崩壊もあるのではないか。
その想いから、ずっとのおうちさんは行政への相談や提案を続けてこらたそうです。
多頭飼育崩壊を未然に防ぐため、行政へ声を届け続け実現できたこと
ずっとのおうちさんは、保護活動を続ける中で、猫たちを助けるには保護や譲渡だけでは届かない現実があると感じるようになったそうで、飼い主さんへの支援や行政との連携も必要だと考え、行政への相談や提案も重ねてきたと話してくれました。
要望書から、松阪市の緊急補助金制度へ
ずっとのおうちさんたちは、多頭飼育崩壊を未然に防ぐため、三重県松阪市へ要望書を出したそうです。
その結果、松阪市では多頭飼育崩壊を未然に防ぐための緊急補助金制度ができました。
この取り組みは、三重県初として新聞にも掲載されたとのことです。

新聞掲載記事:中日新聞
多頭飼育崩壊を防止 犬や猫の避妊手術、三重県松阪市が補助金制度
https://www.chunichi.co.jp/article/1152598
私一人の力ではなく、たくさんの方の力があって実現したこと
ずっとのおうちさんは、この制度について「私一人の力ではありません」と話してくれました。
一緒に声を上げてきた仲間、行政の皆様、関係者の皆様、そして応援してくださった皆様。
たくさんの方の力があって実現したもの。
そのうえで、現場の声を伝え続けてきたことが、少しでも猫たちの未来につながったのであれば本当に嬉しいとも、話してくださいました。
緊急補助金制度を活用し、79頭のメス猫に避妊手術を
声を上げ続けたことで松阪市にできた緊急補助金制度は、実際の活動にも活用されたそうです。
これ以上不幸な命を増やさないため、79頭のメス猫に避妊手術を
ずっとのおうちさんたちは、松阪市の緊急補助金制度を活用し、79頭のメス猫に避妊手術を行うことができたそうです。
手術には地元の獣医師様、そして岐阜からにじのはしスペイクリニック様にも松阪まで来ていただいたとのこと。


ずっとのおうちさんは、この取り組みについて「これ以上不幸な生命を増やさない事が出来ました」と話してくれました。
そして、「現場の声を届け続けてきたことが、少しでも猫たちの未来に繋がったのであれば、本当に嬉しく思います」と、その時のお気持ちも聞かせてくださいました。
にじのはしスペイクリニック様について
ずっとのおうちさんのお話の中で出てきた「にじのはしスペイクリニック」さんについても、ここで紹介させていただきます。
にじのはしスペイクリニックさんは、猫の過剰繁殖問題の解決を目指し、手術を身近にする仕組みづくりを行う不妊去勢手術専門病院ネットワークです。

にじのはしスペイクリニックさんについて、詳しくはこちらをご確認ください。
公式HP https://24-84.com/
保護猫たちの未来につなげるため、譲渡会開催や地域イベントに参加
保護猫活動を続けていく中で、ずっとのおうちさんは、保護猫たちが新しいご家族と出会えるよう、自分たちでも譲渡会を開催されているそうです。
また、イベントにも参加しながら、猫たちの現状や活動のことを多くの方に知ってもらう機会をつくっていると話してくれました。
自分たちで譲渡会を開催
ずっとのおうちさんたちは、保護猫たちが新しいご家族と出会えるよう、譲渡会も開催されているそうです。
外で暮らしていた猫たちが、新しいご家族と出会い、この先ずっと安心して幸せに暮らしていける場所へつながるように。
活動名にも込められている「ずっとのおうち」には、そんな想いも込められているのだと感じました。
譲渡会の開催情報はInstagramで発信されているとのことですので、里親希望の方や活動に関心のある方は、最新の投稿をご確認ください。

競輪場での動物イベントにも参加
昨年は、元競輪選手の高木 真備(たかぎまきび)様から声をかけていただき、競輪場での動物イベントにも参加されたそうです。
その場では、バザーや譲渡会も行うことができたと話してくれました。

保護猫活動は、猫を保護して終わりではありません。
保護された猫たちが新しいご家族と出会うためには、まず活動を知ってもらうことや、保護猫という存在に関心を持ってもらうことも大切になります。
譲渡会は、猫たちと里親希望の方が出会う場であると同時に、保護猫活動の現実を知ってもらう機会にもなります。
ずっとのおうちさんは、こうしたイベントにも参加しながら、猫たちの未来につながる出会いや、活動を知ってもらうきっかけをつくっているそうです。


元競輪選手の高木 真備(たかぎ まきび)
高木真備さんは、2022年5月に競輪選手を引退。
その後は動物の保護活動や福祉関連、競輪番組出演など幅広く活動されています。
高木真備さんの活動については、公式HPをご確認ください。
あの日の子猫のような命を、少しでも減らしたい
保護活動を続ける中では、助けられる命もあれば、どうしても助けられない命もある。
ずっとのおうちさんは、その現実とも向き合いながら活動を続けているそうです。
昨年は110頭の猫たちを里親さんへ
昨年、ずっとのおうちさんは、子猫と成猫を合わせて110頭の猫たちを里親さんへつなぐことができたそうです。
保護した猫たちが、安心して暮らせるお家と出会うこと。
それは、ずっとのおうちさんが続けている活動の中でも、とても大切なことの一つです。
ただ、保護活動をしていると、すべての命を助けられるわけではありません。
助けられる命がある一方で、助けられない命もある…。
「それでも、絶対に諦めたくない」と、ずっとのおうちさんは話してくれました。
声を上げ、行動し続けること
ずっとのおうちさんの活動は、目の前の猫を保護し、里親さんへつなぐだけではありません。
多頭飼育崩壊を未然に防ぐために行政へ相談や提案を重ねたこと。
これ以上不幸な命を増やさないために、避妊去勢手術につなげてきたこと。
保護猫活動を知ってもらうために、イベントや譲渡会にも参加してきたこと。
その一つひとつが、あの日、雪の中で亡くなっていた子猫のような命を少しでも減らしたいという想いにつながっています。
一頭でも多くの猫たちが安心して暮らせるように。
そして、人と動物が共に幸せに暮らせる地域になるように。
ずっとのおうちさんは、これからも小さな命のために、できることを続けていきたいと話してくれました。
ずっとのおうちさんの活動を知る・応援する
最後に、ずっとのおうちさんから応援してくださる皆様へ、感謝の言葉も預かっています。
「いつも応援してくださる皆様、本当にありがとうございます🐾🍀」
ずっとのおうちさんは、InstagramやThreadsで日々の保護猫活動について発信されています。
ずっとのおうちさんの活動をもっと知りたい方、応援したいと感じた方は、ぜひ下記より実際の発信をご覧ください。
ずっとのおうちさんの公式リンク
ずっとのおうちさんは、Instagramでも日々の活動や保護されている子たちの様子を発信されています。
活動に関心を持った方は、ぜひ投稿をご覧ください。
いいねやフォローも、活動を続ける励みになります。
ずっとのおうち satonyan8
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