福岡県で保護猫・TNR活動を続ける「にゃんこ邸」さん。
キャリア猫にも向き合う個人ボランティアさんの想い

今回、結び-LINKで紹介させていただくのは、福岡県で保護猫活動やTNR活動に取り組む「にゃんこ邸」さんです。

にゃんこ邸さんは、ご自身の活動を「まだまだ駆け出し程度」と控えめに表現されていました。

それでも、お話を伺う中で私が感じたのは、実際に活動を続けてきたからこそ見えている現実と、命に向き合うだけでは終わらない広い視野を持っている活動者さんだということです。

にゃんこ邸さんの言葉には、現場で命と向き合ってきた活動者さんだからこそ見えている課題と、少しでも現状を知ってほしいという強い想いを感じました。

「自分の活動が少しでも現状を知ってもらうきっかけになるのであれば」
今回の記事作成に協力してくださったにゃんこ邸さん。

この記事では、福岡県で保護猫・TNR活動を続けるにゃんこ邸さんの活動と、命と向き合う中で感じてきた想いや課題を紹介させていただきます。

ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

福岡県で保護猫・TNR活動に取り組む「にゃんこ邸」さん

にゃんこ邸さんは、福岡県で保護猫活動やTNR活動に取り組んでいる個人ボランティアさんです。

TNRで捕獲した猫の画像
TNRで捕獲した猫

里親さんへつないだ保護猫は49匹、保護犬は3頭とのことで、保護してきた命は、猫や犬をあわせて120頭ほどになると教えてくださいました。

同じ地域で活動する方々と協力しながら続けてきた活動

にゃんこ邸さんは、個人で活動しながら、同じ市内で想いを共有する方々と協力し、TNR活動や保護猫たちを譲渡へつなぐ活動を続けているそうで、にゃんこ邸さん自身、個人の活動者さんや団体さんとの協力があるからこそ、活動を継続できていると話してくださいました。

活動の始まりは、遺棄された犬と子猫たちとの出会い

にゃんこ邸さんの活動の始まりには、10年前、介護の仕事で送迎を終えた帰り道に出会った、山間部の山道に遺棄されていた犬の存在がありました。

犬や猫に限らず、助けが必要な命に向き合う

職場近くに遺棄されていた3頭の子猫の画像
職場近くに遺棄されていた3頭の子猫

その2年後には、職場近くに遺棄されていた3頭の子猫を保護することになり。
さらに義理の祖父母宅に来る外猫たちのことも気にかかるように…。
「何とかしなければ」との思いから、本格的記活動を始める事になっていったと教えてくださいました。

命は平等
という想いをもとに
続けている動物保護活動

にゃんこ邸さんは「命は平等」という想のもとに、活動を続けていると話してくださいました。

自分にできる範囲で、必要な医療につなげる

犬や猫に限らず、助けが必要な子に出会えば、自分にできる範囲で保護し、必要な医療につなげる活動をしてきたにゃんこ邸さん、時には、看取りを覚悟して自身で保護することもあると教えてくださいました。

動物目線のケアを大切にする活動

にゃんこ邸さんに活動をしていく中で大切にしている事を尋ねたところ、

動物目線のケアを心掛けている。
目の前の子に今、何が必要なのかを考えながら動物保護活動を続けています。


と教えてくださいました。

牧場で動けずにいた猫を保護し、必要な医療とケアをし新しい家族へ

にゃんこ邸さんは、TNRの下見に行かれたボランティアさんたちが、とある牧場で動けずにいた猫を発見した時のことも聞かせてくださいました。

その子はすぐに保護され、病院へ運ばれました。

大型扇風機に巻き込まれて足を負傷したようで、動けなくなってからしばらく時間が経っていた様子だったそうです。

緊急手術となり、後ろ足を断脚することになりました。

大型扇風機に巻き込まれて足を無くした猫の回復した画像
扇風機で足を無くしてしまった保護猫

それでも、その子はすべてを受け止めてくださる里親さんと出会い、今は幸せに暮らしていると教えてくださいました。

にゃんこ邸さんの保護活動は犬猫だけではない

にゃんこ邸さんが向き合ってきた命は、犬や猫だけではありませんでした。

道すがら出会った鶏を保護

猫の受診に向かう道すがら、なぜこんな場所に鶏がいるのかと目に止まり、そのまま放っておくことができずに保護したこともあったそうです。

その鶏は、にゃんこ邸さんの家にいた鶏たちの仲間入りをしましたが、1ヶ月足らずでお空へ帰ったと教えてくださいました。

自然へ帰すために見守った幼鳩

幼鳩を保護した時には、成長を見届けながら、飛ぶための訓練も行い自然に返したそうです。

ただ保護するだけではなく、その子が自然へ帰れるように見守り、最終的には無事に帰すことができたと聞かせてくださいました。

疥癬のタヌキを治療し、再び自然へ

また、知り合いのボランティアさんがお墓参りに行った際、疥癬のタヌキを見つけて保護されたこともあったそうで、そのタヌキは、にゃんこ邸さんのもとで治療を受けたのち、再び自然へ帰っていったそうです。

保護猫活動やTNR活動を中心にしながらも、助けが必要な命に出会えば、犬や猫に限らず自分にできる範囲で向き合ってきたことが、にゃんこ邸さんの活動の中にはありました。

命は平等という言葉の通りの活動を、にゃんこ邸さんは続けています。

ロードキルされた命にも、最後にできることがある

にゃんこ邸さんは、ロードキルについても、どうしても伝えたいことがあると話してくださいました。

道路上に残され、何度も轢かれてしまう命

にゃんこ邸さんは毎年のように、野生動物や猫が車にはねられ、道路上に残されている姿に遭遇するそうです。

そのまま通り過ぎられ、何度も轢かれてしまったであろう子たちもいたと聞かせてくださいました。

誰もが火葬までできなくても、できることはある

にゃんこ邸さんは、そうした子たちを見つけた時、すべて抱き上げ、いつもお世話になっているペット火葬でお見送りをしているそうです。

もちろん、誰もができることではありません。

それでも、気づいた人が道路の脇へ寄せることや、道路緊急ダイヤル「#9910」へ連絡することはできます。

何度も轢かれてしまわないように。

最後に出会った人間として、できることを少しでも考えてほしい。

にゃんこ邸さんは、ロードキルされた子たちにも、最後に出会った人間として向き合っていることを伝えてくださいました。

噛みつき犬と呼ばれた子が、もう一度人を信じるまで

にゃんこ邸さんが印象に残っている出来事として聞かせてくださったのが、「噛みつき犬と呼ばれた」子との歩みでした。

噛みつき犬と呼ばれた保護犬画像

保護団体で活動していた頃に出会った犬

にゃんこ邸さんは、以前1年ほど保護団体での活動にも関わっていたそうです。

その頃、保健所から引き出された犬4頭のうち1頭が、ある日を境に散歩にも行けないほど人を寄せ付けなくなり、唸ったり噛みついたりするようになってしまい、その行動から「噛みつき犬」というレッテルを貼られてしまったそうです。

団体を離れた後、「噛みつき犬」を自宅で預かることに

にゃんこ邸さんは、どうしても、その子を何とかしたいという想いがあったそうです。

その後、団体を離れてから保護犬の団体さんにも協力していただき、その子を預かりとして自宅に迎えることに。
そうして、人馴れ訓練を一から始めることになったそうです。

噛まれながらも続けた「噛みつき犬」への人馴れ訓練

自宅に迎えた当初は、散歩にもまともに行けず、トイレも何日も我慢してしまうほどだったそうです。

にゃんこ邸さん自身も噛まれながらも決して諦めることはせず、自作の道具を作ったり、少しずつ外へ出られるように向き合い続けた甲斐もあり、やがて「噛みつき犬」と呼ばれた子は散歩にも行けるようにもなり、「散歩」と聞くと立ち上がって準備を始めるまでになったと教えてくださいました。

愛猫の存在が、「噛みつき犬」の心を開くきっかけに

にゃんこ邸さんは、その犬の心を開くことができたのは、家にいた愛猫の存在があったからだと話してくださいました。

愛猫と噛みつき犬の画像

噛みつくこともなくなり、その後、その子にはずっとの家族が見つかったそうで、今では室内犬として、幸せに暮らしているそうです。

動物保護活動を続けていて大変だったこと

TNRへの認知不足、個人活動者に寄ってしまう負担、地域住民の方との関わり、医療費や譲渡の難しさなど、現場ではいくつもの課題に向き合っているそうです

個人活動者にも届く、保護依頼やTNRの相談

個人で活動しているにゃんこ邸さんのもとにも、保護依頼や高齢者からのSOS、飼い猫の引き取り依頼、TNRの相談が届くと教えてくださいました。

団体ではなく個人で活動していても、地域の中で実際に動いている活動者さんには、困っている方からの声が届くこともあり、その一つひとつに向き合うことは、個人で活動を続けるボランティアさんにとって大きな負担になる場合もあるそうです。

TNRへの認知不足と、個人活動者に寄ってしまう負担

2年前にはにゃんこ邸さんのもとに、市外の方からTNRに関する相談が届いたことがあったそうです。

相談者さんは市に相談したものの、「にゃんこ邸さんへ相談するように」と言われたとのことです。

その現場は、近隣住民の方から市や保健所へ、何度も苦情が入っていた場所でもあったそうです。
しかもその現場は、自治体からは「餌をやるな」という指導ばかりで、TNRにつながる具体的な指導は一切されていなかったと教えてくださいました。

「餌をやるな」と伝えるだけでは、外で暮らす猫たちの問題は絶対に解決しない。
去勢手術をしなければ猫は増え続け、地域で困る方も増え、最終的に悪者にされてしまうのは猫たちになってしまう。

本来であれば、地域の問題としてTNRにつなげるための具体的な指導や案内が必要なはず。
それでも現実には、自治体に相談してもTNRにつながる対応がされず、個人で活動するボランティアさんへ相談が流れてしまう現実があるとのことでした。

保護が必要な命と医療費の負担

TNRを進める中では、どうしても保護や適切な医療が必要な子たちに出会うこともあり、その子たちを保護し、必要な医療につなげるためには、当然ながら費用もかかってしまうのが現実です。

医療費を負担してくださる相談者さんもいる一方で、医療費の負担がない場合は、にゃんこ邸さん自身の自費になると教えてくださいました。

すべてを抱えきることは決して簡単ではない。

それでも、目の前に保護や医療が必要な子がいれば、自分にできる範囲で向き合うしかない。

そうした費用面の負担も、個人で動物保護活動を続けていく中での大きな負担であり、大変なことのひとつだと、にゃんこ邸さんは話してくださいました。

猫エイズや猫白血病など、キャリア猫たちと向き合う活動

にゃんこ邸さんは、猫エイズや猫白血病、Wキャリアの猫たちとも向き合っています。

キャリアを持つ猫たちは、譲渡につながることが難しく、保護されたボランティアさんの元で生涯を終えることも少なくないそうです。

キャリア猫の画像1

病気やハンデがあっても、猫は猫

にゃんこ邸さん自身、猫白血病の子を家族に迎えた経験があるそうで、病気やハンデを背負っていても「猫は猫」だと感じているそうです。

キャリア猫2

ノンキャリアの子であっても、突然亡くなってしまうことや、短命な子もいるし、病気になることもある。

キャリアがあるからといって、その子の命の価値が変わるわけではない。

正しい知識を持って向き合えば、キャリアの子たちの中にも、長く生きられる子がいると教えてくださいました。

行き場を失いやすいキャリア猫たちの終の棲家として

にゃんこ邸さんは、同じ市内で活動するボランティアさんと協力しながら、TNR活動や保護猫たちを譲渡へつなぐ活動を続けています。

その一方で、行き場を失いやすいキャリア猫たちの終の棲家としての活動も、ひっそりと続けているそうです。

譲渡につながりにくい子たちにも、安心して過ごせる場所が必要。

にゃんこ邸さんの活動には、譲渡を目指す保護活動だけではなく、病気やハンデを抱えた子たちの命にも向き合い続ける姿がありました。

にゃんこ邸さんが保護しているキャリア猫たちの画像

この子がいない生活は考えられない。
保護した子たちが幸せをつかむことが、活動を続ける励みに

大変なことが多い保護猫活動の中で、にゃんこ邸さんが活動していて良かったと感じるのは、保護した子たちが幸せをつかんだ時だと教えてくださいました。

この子がいない生活は考えられない

里親さんの言葉が、活動を続ける力になる

保護した子たちが新しい家族と出会い、安心して暮らせるようになること。

そして、家族として迎えてくれた里親さんから「この子がいない生活は考えられない」と言っていただけること。

そうした言葉が、にゃんこ邸さんにとって活動を続ける励みになっているそうです。

里親さんからの応援も、活動を続ける励みになる

にゃんこ邸さんは、里親さんが活動を応援してくださることも、活動を続ける励みになると話してくださいました。

保護された子が里親さんのもとへ行くまでには、保護、医療、日々のお世話、譲渡へ向けたやり取りなど、時間や費用、想いが積み重なっていく、だからこそ、迎えた後も活動を見守ってくださること、近況を伝えてくださること、活動を応援してくださることは、にゃんこ邸さんにとって大きな支えや励みになるそうです。

実際に保護猫活動を続けるにゃんこ邸さんが感じている課題

にゃんこ邸さんに、実際に保護猫活動を続ける中で感じている課題について聞かせていただきました。

実際に保護猫活動を続けるにゃんこ邸さんが感じている課題

高齢者とペットという、避けて通れない社会の課題

にゃんこ邸さんは、実際に高齢者の方と関わる仕事をしている中で、高齢者とペットの問題を目の当たりにすることがあるそうです。

高齢の飼い主さんが入院したり、施設へ入所したり、子どもさんの元へ引っ越すことになったり、突然亡くなってしまったりすることで、残された動物たちが行き場を失ってしまう。

これは、これからの日本でさらに増えていく避けて通れない問題のひとつです。

にゃんこ邸さんは、そうした現実も感じながら、残された動物たちをどう守っていくのかという課題に向き合い、保護猫活動を続けています。

多頭飼育崩壊は、どの活動者にとっても他人事ではない

にゃんこ邸さんは、多頭飼育崩壊も増える一方だと話してくださいました。

動物を助けたい、守りたいという気持ちがあっても、自分が抱えきれる数を超えてしまえば、飼い主さんにとっても、そこにいる動物たちにとっても苦しい状況になってしまいます。

そして、多頭飼育崩壊は一般の飼い主さんだけに起きる問題ではなく、動物保護活動者さんであっても例外ではないと教えてくださいました。

善意の活動者に支援が届きにくいという課題

にゃんこ邸さんは、支援ありきの活動には危うい部分もあると感じながらも、みんなで支え合う世の中になれば、救われる命は格段に増えるはずだと話してくださいました。

しかし、支援金詐欺や不透明な支援集めがあることで、本当に命のために活動している人へ、必要な支援が集まりにくくなっている現実があります。

だからこそ、活動者側は、どのような活動をしているのか、支援がどのように命のために使われているのかを見える形にしていくことが必要になります。

支援する側も、実際の活動を見て判断することが大切です。
シェルターがある場合には、実際に見学することで、猫たちの飼育状況を確認することもできます。

誠実に命と向き合っている活動者さんへ、必要な支援がきちんと集まること。

それがまだ十分にできていない現状も、にゃんこ邸さんが感じている大きな課題のひとつです。

実際に保護猫活動を続けるにゃんこ邸さんが伝えたいこと

にゃんこ邸さんに、保護猫活動やTNR活動を通して、どうしても伝えたいこと、理解してほしいことを聞かせていただきました。

実際に保護猫活動を続けるにゃんこ邸さんが伝えたいこと

「餌を与えるな」だけでは根本的な解決にはなりません

外で暮らす猫たちの問題に対して、「餌をやるな」という言葉で片付けられてしまうことがあります。

けれど、にゃんこ邸さんは、それだけでは根本的な解決にはならないと話してくださいました。

餌を止めれば、その場所から猫がいなくなるように見えるかもしれません。

でも、猫たちは別の場所へ移動するだけで、手術につながらなければ、外で生きる命が増えていく問題そのものは残ってしまいます。

だからこそ、ただ「餌をやるな」で終わらせるのではなく、TNRにつなげることが必要だと知ってほしいと、にゃんこ邸さんは話してくださいました。

猫の体に負担をかけないために、妊娠前の手術を

にゃんこ邸さんは、メス猫は生後4ヶ月齢でも妊娠することがあると話してくださいました。

まだ幼く見える猫であっても、妊娠する可能性があり、妊娠してからの堕胎手術は、猫の体に大きな負担がかかってしまうそうです。

だからこそ、猫の体に負担をかけないためにも、妊娠してしまう前に手術へつなげることが大切だと教えてくださいました。

外猫の餌やりと避妊手術はセットでお願いします。

にゃんこ邸さんは、外で暮らす猫たちにご飯をあげるのであれば、避妊手術までセットで考えてほしいと話してくださいました。

ご飯をあげること自体が悪いのではなく、手術につなげないままご飯だけを続ければ、外で生きる猫たちは増えていきます。
そして、餌のばら撒きや食べ残しの放置があれば、地域の方の迷惑になり、結果として猫たちが悪者にされてしまいます。

猫たちは、自分たちで食べ残しを片付けることはできません。

ご飯をあげるのであれば、片付けまで含めて人間が責任を持ってほしい。

にゃんこ邸さんは、猫たちが地域の中で悪者にされないためにも、保護猫活動者さんだけに負担が寄らないためにも、ご飯と手術をセットで考え、片付けまで責任を持つことの大切さを伝えたいと話してくださいました。

相談を丸投げせず、できる協力を一緒に考えてほしい

「保護してください」
「餌をあげて増えたから何とかしてほしい」
「うちの猫ではないから早くなんとかして」

にゃんこ邸さんのもとには、様々な相談が届くそうです。

そうした相談の中で、にゃんこ邸さんが伝えたいのは、相談内容を活動者さんへ丸投げするのではなく、相談者自身もどこまでなら協力できるのかを考えてほしいということでした。

できない理由だけを並べるのではなく。
費用の一部を負担できるのか。
捕獲や搬送に協力できるのか。
一時的に預かることができるのか。
見守りを続けることができるのか。
すべてを活動者さんだけに背負わせるのではなく、それぞれができる範囲で関わることを少しでも考えてほしい。

一人の善意に頼りきるのではなく、少しずつでも協力し合える形を作ることが、活動者さんの疲弊を防ぎ、救える命を増やすことにもつながっていく。

にゃんこ邸さんは、そのことをぜひ伝えたいと話してくださいました。

これから保護猫活動やTNR活動を考えている人へ

にゃんこ邸さんに、これから保護猫活動やTNR活動に関わりたいと考えている人へ伝えたいことを聞かせていただきました。

可哀想という気持ちだけで始めると、自分が疲弊してしまうかも

にゃんこ邸さんは、「可哀想」という気持ちだけで動いてしまうと、自分自身が疲弊してしまうこともあると話してくださいました。

助けたいと思う気持ちは、活動の大切な始まりになります。
けれど、実際に保護やTNRに関わると、活動費、医療費、飼育環境、譲渡先探し、地域の方との関わりなど、気持ちだけでは抱えきれない現実にも向き合うことになります。

だからこそ、まずは実際の活動を知り、自分にできる範囲でどう関わっていくのかを、これから活動を考えている人に考えてほしいと話してくださいました。

個人活動でも、横のつながりが大切

にゃんこ邸さん自身、活動を始めた頃は、周りに相談できる人がいなかったそうです。

それでも現在は、同じ地域で活動する個人ボランティアさんや団体さんとのつながりがあり、その協力があるからこそ活動を継続できていると話してくださいました。

個人で活動するとしても、一人ですべてを抱え込まないこと。

同じ想いを共有できる活動者さんや団体さんとのつながりを持つことも、活動を続けていくうえで大きな支えになると、にゃんこ邸さんは話してくださいました。

これから動物保護活動を考えてる人へ
にゃんこ邸さんからのメッセージ

今は近隣の市町村にも、同じように活動しているボランティアさんがいるのではないかと思います。

これから保護猫活動やTNR活動に関わりたいと考えている人は、まず実際にどのような活動をしているのかを自分の目で見て、ボランティアの体験をしてみることも一つの方法だと思います。

可哀想という気持ちだけで動いてしまうと、自分自身が疲弊してしまうこともあります。

だからこそ、現場を知ること。
自分にできる範囲を考えること。
一人で抱え込まず、同じ想いを持つ人とつながること。

そして、何かを変えるためには、声を上げ続けることも必要だと私は思っています。

無理をしすぎず、それでもできることを一つずつ重ねながら、これから一緒に頑張っていけたらと思います。

にゃんこ邸さんの活動を応援しましょう!

今回、にゃんこ邸さんは「自分の活動が少しでも現状を知ってもらうきっかけになるのであれば」と、結び-LINKの紹介記事作成に協力してくださいました。

にゃんこ邸さんの活動をもっと知りたい方、応援したいと感じた方は、ぜひ下記より実際の発信をご覧ください。

にゃんこ邸さんの公式リンク

にゃんこ邸さんは、Instagramでも日々の活動や保護されている子たちの様子を発信されています。活動に関心を持った方は、ぜひ投稿をご覧ください。
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にゃんこ邸

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